見た目が痩せても体重が増えたりすることが、ダイエットの現場では実際にあります。
3ヶ月のダイエットのコースでは、体重はスパイラル状に上下を繰り返しながら痩せていくのが普通です。
だから途中で、サイズダウンして見た目が痩せたのに体重が増えるというタイミングはよくあります。
人それぞれ体や生活が違うので、痩せ方にも色んなパターンがあるのです。
でも生活を整えながら痩せていくと、最終的にはみんないい感じに痩せていくのです。
この記事では見た目と体重の変化に差があった3つのパターンを紹介します。
見た目が痩せたのに体重が変わらなかったパターン
ふだん運動をしてなかった人は、ゆるいエクササイズをするだけでもすぐに見た目が引き締まったりすることもあります。
体重よりも体型が気になってダイエットをする人にあるパターンです。
身長163センチで体重が53キロというBMIが20を切っていた女性がダイエットした時に、体重が減らずに見た目が引き締まってサイズダウンしたことがあります。
身長163センチ体重53キロはダイエットが必要な状態ではありません。
どちらかというと、多くの女性がダイエットで達成したい目標の数値といえます。
彼女の場合は、体重の割に首が腕が太く肩や背中の肉が厚い印象で、体重よりも体型に悩みがあったのでダイエットのコースをスタートしました。
こういう体型の人は、スマホやパソコンのデスクワークなどで前屈みの姿勢になることが多い人で、現代病の1つと言えます。
首や肩の周辺の血流が悪くて、老廃物がたまりやすくなって肩こりや頭痛に悩んでいる人も多いですね。
背中や脇や胸の血流を改善するだけで、見た目がスッキリしてサイズダウンが早いのもこのタイプの特徴です。
顔もパンパンにむくんで鎖骨も見えない状態だったのが、あごの輪郭がくっきりして鎖骨が見えるようになって誰が見てもかなり痩せた印象になりました。
でも老廃物が流れただけなので体重は変わらなかったのです。
食生活を整えて栄養素を摂ったり水をちゃんと飲んで循環を良くしたり、流れを良くするエクササイズをしたりして、最終的には体重も約3キロ減で終了しました。
このように、先に見た目が大幅に変わって、体重はゆっくりダウンしていくことはよくあることなんです。
見た目が痩せたのに体重が増える「筋トレ」
見た目が痩せて体重が増えるのは、筋肉が増えた時にもおこるパターンです。
特に、筋トレにチカラを入れてダイエットする男性にあるパターンといえます。
筋トレして筋肉が増えて体重が増えるときは、見た目が引き締まって痩せて見えるのは自然なことです。
筋トレをする人は、食事やサプリで栄養素をしっかり摂って、筋トレで傷ついた筋繊維をなるべく早く回復させることが大切です。
激しい筋トレをして食事の手を抜くと年齢より老けやすくなるので、栄養が不足しないようにサプリやプロテインも併用するといいですね。
見た目が痩せたのに体重が増える「モナリザ症候群」
最終的には体重も減るけど、途中で見た目が痩せたのに体重が増えたという状態になるのが、
「モナリザ症候群」になっている人です。
自律神経の、副交感神経が優位な時間が長く、燃焼より吸収モードになっている時間が長い人で、
糖質を減らして食事を整えても、体重が減らずに増えたりすることがある人です。
でも、老廃物を流して血流がよくなるエクササイズをすることで、見た目がスッキリ痩せていきます。
見た目と体重は比例するものではないので心配はいりません。
モナリザ症候群を改善することができれば順調に体重が減り始めるので大丈夫です。
モナリザ症候群は太っている人の3人に1人の割合でいるようなので、活動時間帯には交感神経がオンになるように、睡眠から目覚めたら体を動かしてメリハリがある生活習慣に変えていきましょう。
まとめ
- 人それぞれ体や生活が違うので、痩せ方にも色んなパターンがある
- ふだん運動をしてなかった人は、ゆるいエクササイズをするだけでも見た目が引き締まったりする
- 見た目と体重の変化には「時差」があることは珍しくない
- 見た目が痩せて体重が増えるのは、筋肉が増えた時におこる
- 「モナリザ症候群」になっている人も見た目が痩せて体重が増えることがある
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